システムバスって何があるの?各メーカーのラインナップまとめました。

お風呂トップ画 ピックアップ

こんにちは、みずまるです。

新築やリフォームでシステムバスを検討中の方へ

各メーカーのラインナップをまとめました

実は、ラインナップを把握することで、コスパ最高のシステムバスが見つけやすくなります。

見つけるための基本的なお話しについては、過去にお話しした
コスパ最高のシステムキッチンを選ぼう
にて詳しく説明しております。

今回は、過去記事のシステムバス版になりますので、

まだお読みでない方は、そちらを先に読んで頂くことをお勧め致します。

過去記事の要約

・価格と品質が最大限発揮されている商品を選ぼう。

・安いから悪い、高いから良いとは限らない。

・その商品がどうしてその価格設定なのかを知ろう。

①低コストな材料のみで構成されている場合

②低グレードの仕様のみで構成されている場合

③ハウスメーカー側もしくは水回りメーカー側が価格を合わせるために、値下げ額分を負担している場合

・商品のラインナップを知ることで、本来の価値が見えてくる。

各メーカーのラインナップ

各メーカーが展開しているシリーズの立ち位置をグラフに落とし込んでみました。

ざっくりとしたグラフですが、ある程度雰囲気は掴んでいただけるかなと思います。

・高級帯に行けば行くほど、高級キッチンシリーズ。

・普及帯に行けば行くほど、価格が抑えられたシリーズ。

・新築、リフォームの両端に位置するのは、それぞれ新築・リフォーム専用商品。
※中間に位置する場合、新築・リフォームどちらも使用可能。

・シリーズ名の羅列順は価格と無関係。

本来は、各シリーズによって、もっと細かく価格帯の位置が上下します。
ですが、今回はある程度の立ち位置が理解だければ十分ですので、より詳しく気になる方は、各メーカーのHPやカタログをご覧ください。

このラインナップを把握しておくことで、今選ぼうとしているシリーズのコスパ度合いを知ることができます。

例えば、某建築会社では、下記3つのシリーズから同価格スタートで選べるとします。

中級価格帯のTOTO サザナ

普及価格帯のトクラス エブリィ

ハウスメーカー専用 タカラ リラクシア

その際に、ラインナップを理解していれば、なぜ中級価格帯のTOTO サザナが普及価格帯ハウスメーカー専用同じ価格で選べるんだろうという疑問が生まれます。

記事冒頭の要約欄にて記載していた
3つの価格の落とし方を知っていれば、

今回の標準仕様内容はお得なのか、いまいちなのかを判断することが出来ます。

お寿司屋さんで、”うにが100円”という情報を見た時、瞬時に“安い!お得じゃん”と思いますよね。

これは、うにの本来の価値を知っているからこそ、つまり価格帯のラインナップを知っているからこそ、他のネタと比べて同じ価格で食べれるのは安いと判断できるのです。

だからこそ水回りも同じで、ラインナップを理解することで、各メーカーの標準仕様が並んだ際にお得なのか、いまいちなのかの判断ができます。

ここで注意してほしいのは、

高い価格帯のシリーズが安くなっているからお得!
逆に安い価格帯が高くなっているからNG!

という事ではありません。

特に新築であれば、
建築会社によって標準仕様がありますので、

高い価格帯のシリーズが安くなっていても、
その値下げ分、品質や仕様を落としてあったり

逆に安い価格帯が高いのは、値上げ分、
品質や仕様をグレードアップしている場合があるからです。

重要なのは、自分が設定した価格(予算)の中で、

自分が求めているパフォーマンス(性能・品質・デザイン)が発揮できている商品はどれなのかを考える事です。

それぞれ決められた予算の中で方向性は異なります。

価格や情報に惑わされて、自分が求めていたパフォーマンスと異なる商品を選択し、後悔や失敗をしないようにしましょう。

うにが100円!

確かに価格としては非常に魅力的ですが、あなたにとって本当に選ぶ価値のあるものでしたか?

クリナップ

新築・リフォーム用
最高級価格帯 AQULIA-BATH(アクリアバス)

中級価格帯 yuasisu(ユアシス)

タカラスタンダード

新築・リフォーム用
高級価格帯 PREDENCIA(プレデンシア)

中級価格帯 Relage(レラージュ)

普及価格帯 Emelord(エメロード)

普及価格帯 Mina(ミーナ)

ハウスメーカー用 RELAXIA(リラクシアJ/Pタイプ)
※ミーナとレラージュを掛け合わせたような感じです。

マンションリフォーム用
高級価格帯~普及価格帯
伸びの美浴室(ハイグレード/D/J/S/Pタイプ)

トクラス

新築・リフォーム用
中級価格帯 YUNO(ユーノ)

普及価格帯 every(エブリィ)

マンションリフォーム用
高級価格帯~普及価格帯
VITAR(ヴィタール)

TOTO

新築・リフォーム用
高級価格帯 SYNLA(シンラ)

中級価格帯 sazana(サザナ)

マンションリフォーム用
高級価格帯~普及価格帯  
Mansion Remodel BATHROOM
«シンラ WKシリーズ(R/D/Cタイプ)≫
≪ひろがるWYほっカラリ床シリーズ(P/X/K/TN/Fタイプ)≫


パナソニック

新築・リフォーム用
高級価格帯 L-CLASS(エルクラス)

中級価格帯 Oflora(オフローラ)

リフォーム専用
Refoms(リフォムス)

マンションリフォーム用
高級価格帯~普及価格帯
MR(エムアール)

LIXIL

新築・リフォーム用
高級価格帯 SPAGE(スパージュ) 

中級価格帯 Arise(アライズ)

マンションリフォーム用 
RENOVIO V(リノビオ ブイ)
N/K/S/F/Eタイプ

まとめ

いかがだったでしょうか。

さて、今回も前回のキッチン編と同じく、

”設定した予算の中で、最高の品質や 性能を備えた商品を見つけていきましょう!”

を目標に、満足する商品を選択できればと思います。

前回も申し上げましたが、価格が低い=質が悪い”ではないです。

逆に“価格が高いなら良いモノだろう”という思い込みで、失敗しないためにも、

自分にとって何が必要で何が不要かを取捨選択し、

コストパフォーマンスに優れた商品を見つけるのが大切です。

“その取捨選択は、何を基準にしていけばいいんですか?”

“このメーカーのこれが良い!これがいまいち!を知りたい!”

そんな気持ちを少しでも解決できるよう、

このブログでは、元水回りメーカー社員の経験を活かし、

様々なお得な情報を発信しております。

少しでも読者の方の”わからないことがわからない”を解決し、

満足できる水回り選びのお役に立てば幸いです。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました